目次
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第1章 ソチとその周辺の地域
第1節 北西コーカサス
第2節 民族誌-北西コーカサスの人々
第3節 黒海沿岸地方の地理
第4節 先史時代のソチ地方
第2章 黒海周航紀の世界
第1節
ギリシャ人とローマ人の黒海沿岸地方。
第2節
アブハジア王国の時代
第3節
バグラトゥニ朝の黒海沿岸地方
第3章 モンゴルのハンとイタリア商人
第1節
カシャグ人からチェルケス人へ
第2節
黒海イタリア商圏の成立
第3節
エジプトのチェルケス人マムルーク国家
第4節
イタリア都市の奴隷達
第4章 スルタンとツァーリ
第1節
エヴリア・チェレビの旅-オスマン帝国と黒海沿岸
第2節
ウブイフ人の発見-ウブイフ国の誕生と社会 隣人たち
第3節
ロシア・チェルケス戦争
第4節
100万人の脱出
第5章 新しい住民
第1節
コーカサスのリヴィエラ
第2節
労働者のリゾート
結びに
1 ソチ・オリンピック問題
2 アラブの春とシリアのチェルケス人社会
参考文献
地図
1 コーカサスの国々
2 コーカサス言語分布地図
3 北西コーカサスと黒海沿岸地方の行政区画
4 沿黒海地方概念図
3 古典古代の黒海沿岸地方
4 レオン朝期の黒海沿岸地方と西グルジア
5 黒海沿岸におけるジェノア人の商業根拠地
6 エヴリヤ・チェレビ『旅行記』の黒海沿岸
7 19世紀初期の民族分布
8 北西コーカサスにおける帝政ロシアの軍事施設(コサック要塞線と海岸の要塞)
10 ソチ保養市略図
挿絵および写真
1 ドルメン
2 ゴルギピナ遺跡
3 黒海沿岸最古のキリスト教会跡
4 シエナ大聖堂フレスコ画中のタタル人奴隷
5 奴隷市(レオン・クローム)
3 チェルケス人のアウル
4 オスマン帝国のアナパ要塞遺跡
3 チェルケス人議会スケッチ
4 ロシア皇帝アレクサンドル2世とチェルケス人長老団の会見
5 ウブイフ人の聖樹
6 クラースナヤ・ポリャーナ
凡例
1 固有名詞の現地語表記主義は採らなかった。問題のない限りロシア語による呼称、表現によったが、非ロシア語起源の名詞に関しては、ロシア語表記にはこだわらなかった。 例、タマニはタマンとした。
2 ロシア語表記の方式は、主として、平凡社『ロシア・ソ連を知る事典』(1989年)に寄ったが、但し、サバケビチは、サバケヴィチ、オルジョニキーゼは、オルジョニキヅェのようにした。
3 ロシア語、およびそれ以上に子音連続の多い現地語語彙のカタカナ表記は本来不可能であると思われる。本書の表記も便宜的なものである。
4 ウエッブ動画の利用については、本書デジタル・テキスト(ハード・テキスト出版の予定は、今のところなし)では、著作権上の理由で、DLした動画を編集(あるいは無編集でそのまま)、貼り付けるのではなく、アドレスのみを入力した。静止画像もこれに準じた。